【プラモデル】創彩少女庭園 佐伯リツカ(前編)【素組み→本体の合わせ目消し】
2022年 01月 12日
武装などが無く美少女本体にステータスを全振りしているので
完成度がバカ高いでお馴染みの創彩少女庭園より、
通算3商品目となる『佐伯リツカ』ちゃんを作っていきます!
発売されてすぐには品薄で買えなかった物が現在はかなり買いやすくなっていて、
実は結構前にもう買ってあったのに間に色々挟まった結果今まで放置してました(・・;)
頭は良くなさそうだけど発育が良くて明るい性格みたいな子で、
創彩少女庭園の3人の中ではたぶん最も私のタイプかと思います(謎情報)
ちなみにこのシリーズのキャラクターは全員苗字が『普通に読まない漢字』
となっていて、今回は『佐伯(さえき)』となっています。
これで3人全員が出揃った…と言えば出揃ったんですが、
上手い事これで完結してしまわない仕様になっています。
というのも先に発売された『結城まどか』ちゃんと『小鳥遊暦』ちゃんは
冬服での商品化だったんですがこの佐伯リツカちゃんは夏服での商品化で、
このあと『まどか夏服』『暦夏服』『リツカ冬服』と続きます( ゚Д゚)
要は全員の季節感を統一したければ今後の展開も追ってねという事ですね(笑)
ところで例によってこの記事はあくまで『レビュー』というよりは
・素組みしてみてこう思いました
・最終的に私はこの程度加工しました
みたいな部分がメインになりますので、
大まかな商品仕様の確認はパッケージで済ませましょう!!
まずは創彩少女庭園の強みである選択できる髪型の多さ!
リツカちゃんのデフォルトは長い髪を結った大きなポニーテールですが、
他にもストレートや三つ編みの状態の髪が付属します。
表情に関しても印刷済みの表情パーツから
無地の顔面や表情デカールまで付属しているため、
やろうと思えばかなり様々な表情も楽しめます。
あとは付属品や本体の差し替えパーツですね!
今回の付属アイテムはリュックなんですが、
なんと紐の部分は本当に革製なんです( ゚Д゚)
そしてスカートも重力に従ったストレートな状態から
動きのある広がった状態まで再現できる事に加えて、
脚を組んだ下半身&スカートまで付属!!
お嬢様キャラにドSっぽい足組みパーツを付けるとはコレ如何に(笑)
という事で素組みを始めていきましょう!
まずは頭部。
今回私はデフォルトのポニーテールを選択して組んでいますが、
このポニーテールがまぁ美少女プラモの髪に関するノウハウの
集大成みたいな感じがありますね!
というのはポニーテールだけで5パーツ構成くらいになっているんですが
わりとどの接続部も『そういう髪の形』みたいなトコロに収まる設計です、
そしてこの躍動感のある髪の流れの再現はもう『プラモ』と言うよりも
『フィギュア』ですね(笑)
ポニーテールは後頭部に円柱状のジョイントで差し込む形なので
角度を調整出来る他、根元に上下の可動が仕込まれているので
大体どんなポーズをとらせても髪の表情を調整できる感じです。
続いて胸部。
お腹に相当する青緑のパーツを
胸に相当する白いパーツで挟み込むこの部分、
合わせ目が発生する位置が考えられているため…
事実上『合わせ目が無い』状態になります!!
合わせ目をモールドにしてしまうのがガンプラを始めとする
ロボットプラモの専売特許かと思っていましたが、
なんと美少女プラモでも使えるんですね!
首やリボンを付ければ胸部の完成です。
リツカちゃんは3人の中で最もお胸が大きい子なので
制服が前にひっぱられて脇腹辺りに横向きのシワが入ってる感じが
なんともリアルというか、謎の背徳感がありますね(笑)
あとお腹の青緑の部分にある金色のボタンですが、
これ別パーツとか塗ったとかシールとかじゃなくて
『もともと塗装された状態で入ってくる』という凄いヤツです( ゚Д゚)
続いて腕。
この辺は特筆すべき事の無いオーソドックスな作りですかね。
創彩少女庭園初の夏服という事で今までの2人よりも腕の露出が多いです。
これは最近になって肌色の部分は塗装する事が多くなった私としては
塗り甲斐のある部位になりそうですね…!
続いて下半身。
今までの2人は『お腹とパンツが一体成型になったパーツ』と
『背中とパンツが一体成型になったパーツ』の合計2パーツをくっつけて
この部位が完成していましたが、なんとリツカちゃんは
①お腹
②背中
③パンツ前面
④パンツ背面
の4パーツ構成となっていまして、
これたぶん『今までの2人より大きい』事が関係してるんですよ!
というのはリツカちゃんのお尻と太ももって他の2人より大きいという
物好きにはたまらない差別化がしっかりされてあるんですよね(笑)
そりゃあ胸が大きかったらお尻と太ももも大きくないとダメですからね。
大きいお尻に太い足をくっつけたら下半身の完成です!
(あんまり大きいとか太いとか言うの女の子的にはアレですが)
ニーソックス可(もしくは指定)のお嬢様学校ってなかなか良いですね。
最後にスカート。
なんとコレ白いラインは印刷済みのパーツとして入ってきますし、
素晴らしい事にランナーにくっついた状態ではなく
もう切り離された状態で入ってます!!
なので本来は処理をしないとゲート跡が非常に目立つスカートに
そもそもゲート跡なんて無いという凄まじい事になっちゃってます!!
こうして今まで組んできた各パーツを合体させれば
佐伯リツカちゃんの夏服姿の素組みが完成します!!
美少女プラモあるあるっていうか私が毎回の素組み直後に思ってる事ですが、
普通に完成度高くて1回「加工いらなくない?」と思っちゃうヤツですね(笑)
…が!
そうは言いつつ加工していくのです、
まずは合わせ目を消すべく加工箇所を洗い出していきます!
とりあえずこんなトコロでしょうかね?
で、そろそろ自分のスタイルというか加工の塩梅を確立させるべく
能動的に加工をするのではなくちゃんと考えてみようと思います!
というのは毎回全塗装しなくても良いと思ったと言いましょうか、
必要と思う部分は塗装しつつ成形色を活かす部分は活かして良い
と前回のアリスの時に思ったんですよね。
例えば今回の場合で言えば
・肌は影を入れるので塗装が必要
・髪は影を入れるので塗装が必要
・ニーソはゲート跡が目立つ色なので塗装が必要
な反面
・制服の白い部分はゲート跡が目立たない色なので成形色活かしで良い
・スカートはゲート跡が無い仕様かつプリント済みなので成形色活かしで良い
といった感じで塗装の有無を分ける事が出来ます!
ここまで決まれば後は簡単で塗装をする部分は色を気にせず
カラーパテと硬化スプレーを使う方法でバンバン消しちゃって良いですし、
成形色を活かす部分はタミヤセメントを使った溶着方式を使って
無塗装でも合わせ目が消える方法をとれば良いのです!!
今まで溶着方式の合わせ目消しもカラーパテを使った合わせ目消しも
両方やってきたおかげで今こうして使い分けが出来てると思うと、
やっぱり色々練習しておくのって重要なんですね(笑)
ところで私事ですが今回からコレを導入しました!
パーツオープナーです!
というのは私って一度完全に素組み状態で完成させてから
どう加工するか様子を見るので組んだ物をバラすのが必至なんですが、
マイナスドライバーじゃパーツが開きにくいわ傷付くわでもう(・・;)
正直パーツオープナーがあっても似たような物なんじゃないのと思いつつも
400円台という事で買ってみたワケですが、これ想像の3倍くらい凄いですわ!!
使って分かりました、これ無いとダメです(笑)
あと硬化スプレーも大きいの買っちゃいましたね( ゚Д゚)
小さいのの時点でそれなりのお値段だった物の大きい版なので
そこそこのお値段だったと思うんですが、値段忘れましたね(おい)
ただコレも今後の私は多用する物だとは思うので
大きいのを買っておいた方が良いなと。
とか言ってる間に各所の合わせ目消しが終了しましたので
見てみましょう!
ちゃんと消えてますね!
繰り返しになりますがニーソは塗装を『する』部分なので、
現時点で合わせ目のように白い線が入っているものは塗装後に消えます。
で、今回はここまでとして「後編(塗装編)に続く」と言いたいトコロですが
もう1加工だけさせてもらって良いですかね…!
というのは頭部に関して。
これ塗装したくない顔のパーツを塗装する髪のパーツで挟み込む
組み立て方式になっているので、そのままだと困る事になってます(・・;)
なので写真(↑)の赤丸で囲った部分のピンをカットしちゃって
後ハメ加工を施しました~っていうヤツですね!
以上で今度こそ前編の工程は終了、
後編で塗装やトップコートを施し完成させたいと思いますm(__)m