S.H.Figuarts 仮面ライダーセイバー ドラゴニックナイトをレビュー【銀ピカでモールドもエッジも際立ちまくり!!】
2021年 07月 29日
これまで
・(一般販売)仮面ライダーセイバー ブレイブドラゴン
・(一般販売)仮面ライダーブレイズ ライオン戦記
・(プレバン)仮面ライダーカリバー ジャアクドラゴン
・(プレバン)仮面ライダーエスパーダ ランプドアランジーナ
と主要ライダーの基本フォームが商品化されてきたセイバー系アーツですが、
今回は初の強化形態『ドラゴニックナイト』で遊んでいきたいと思います!!
実はドラゴニックナイトはセイバー自体のデザインが公開される前に
タイトルロゴだけが判明した時点で私が想像したセイバーのデザインに
限りなく近く、赤い主役ライダーにしても『銀主体』という事にして
斬新さを出してくると思っていたソレがこんな姿だったんですよね(笑)
そういった経緯もあってドラゴニックナイトの姿は非常にスッと
納得する事が出来た「秀逸だなぁ」と思うナイスデザインです。
番組人気の影響か何か、気持ち普段よりもアーツ化の進行が遅く感じる
セイバー系アーツですが『プリミティブ』や『エレメンタル』も
デザインがカッコイイので是非そこまで行ってほしいです…!
パッケージはセイバー系アーツ共通のデザインかつ
中身が見えないプレバンアーツ箱。
なんか潜在画像の時点でカッコイイというか
『アーツの中でもアタリ』みたいな雰囲気が( ゚Д゚)
開けて実物を見ていきましょう…!!
付属品は
・フィギュア本体
・交換用手首×4
・火炎剣烈火
・ドライバー用聖剣(烈火)
・ワンダーライドブック(閉じたドラゴニックナイト)
となっています!
手首が普段より少ないのは『左手がそんなに要らない』からですね、
というのはグリップ式のアイテム『ドラゴニックブースター』が
左手にくっついているため左手の表情はそんなに変わらないと。
で、特筆すべき仕様は聖剣です…!
ブレイブドラゴン発売時に物議をかもした『聖剣が未塗装』という問題、
私なんかは比較的どっちでもいい派だったんですがドラゴニックナイトに
キレイな銀塗装の聖剣が付いてきたら流石に「こっちの方が良い!」って
思いました(即堕ち)
これすっっっご~~~くヤらしい話
聖剣の『色』の部分やエンブレムは全商品が着脱可能な仕様なので
ドラゴニックナイトを3つ買えばキレイな塗装の聖剣が3種揃います(・・;)
…いや、そこまでするくらいなら銀一色の塗装くらい
自分でやった方がコスパ良いですよね(笑)
ドライバー用聖剣はフィギュア本体にくっついているソードライバーに
本物と同じように横からそのまま差し込む事で納刀可能となっています。
どこでテンションがかかっているのか分からないんですが、
ドライバーにドライバー用聖剣を奥まで差し込むと
しっかり固定されて抜け落ちる事が無いようになっています!
他にもドライバー周辺のギミックとして
装填されたブックを脱着可能というのも健在です!
今までは装填されているブックの『変身ページ』は
印刷による再現は無く真っ黒でしたが、
ブックが目立つドラゴニックナイトは流石に印刷ありです…!
簡略化こそされていますが、
上手く良く『遠目から見たソレっぽさ』が再現されています。
あと今回は腰のホルダーに
閉じたブレイブドラゴンのブックが収納されています!
着脱可能ですが例によって一度「パキッ」と外すと
以降取れやすくなるとかありそうなので一度も外してません(笑)
そして手首の交換方法は他のセイバー系ライダーアーツと
同様の仕様になっています。
手首交換の際に手の甲を取ったり付けたりしないといけないというアレです。
要約すると『交換用手首は全て手の甲が無い』状態かつ
『手の甲は1個しか付属しない』という事ですね。
最後にドラゴニックブースター!
本物さながら、というか本物以上に口を開く事が出来ます( ゚Д゚)
開けたドラゴニックブースターの口元に付属の閉じたライドブックを
持ってこれば作中さながらのリードを再現する事だって出来ちゃいます!!
…本編ですぐ使わなくなりましたけどソレはソレとして!!
では一通りの仕様を見終えたところで
いよいよこのドラゴニックナイトで遊んでいきましょう!!
まず全身の一周です!
続いて各部アップです!
続いてポーズ付けをして遊んでみました!
セイバーって近年の作品らしい『格好良さ < 奇抜さ』に振った
デザインフォーマットのはずなんですが、コレ普通に格好良すぎますよね(笑)
ブレイブドラゴンよりも見た目の茶目っ気が減って尖った上で
ピッカピカのシルバーになった事でモールドやエッジがハッキリして
ハチャメチャが押し寄せるレベルのスタイリッシュさを確立しています…!!
その尖った造形やソレを際立たせるシルバーの塗装を
容赦なく再現できるアーツと相性も良かったんでしょうね。
先述した以外にも腰のマントのシワの造形によるリアル感も半端じゃないですし、
主色からアクセントに降格した赤もメチャクチャ良いメタリックレッドですし、
とにかく何もかもが高価フィギュア化に向きすぎている感じなので
本気で「セイバー本編がアレ」って言う人にも触ってほしいです( ゚Д゚)
一見ゴチャついているデザインなので動かして遊びにくそうに見えるかもですが
触ってみると全然そんな事は無くて、肩アーマーは柔軟に動いて邪魔しないですし
腰のマントは脚の可動の邪魔にならないくらいには避けてくれる軟質パーツですし
良い感じです!
セイバーのプレバンアーツは『カリバー』も『エスパーダ』も
最強クラスの逸品でしたが、どうやらコレもその仲間入りですね!
ついでにもう1つ思ったんですが各部アップ写真の上から3枚目の後頭部、
異様に見覚えというか懐かしさがあるな~と思ったんですが
既視感の正体は『デュークモン』ですね(笑)
既視(きし)感だけに両方『騎士(きし)』ですしね…!!
はい!! アルトじゃ~~~ナイト(騎士)!!
強化フォーム枠のドラゴニックナイト、セイバー系の中では癖のない、正に騎士な風貌ですよね。
まぁ、例年のことながら、結局出番はそこまで多くありませんでしたがw
・・・そしてこの商品、やはり烈火が銀塗装されているのがかなり好評な模様ですね。
ただ、自分個人の意見なんですが、こういうフィギュアに持たせる類のソード系武器って、刀身は良いにしても、柄は未塗装のままの方が良いと思うんです。
持たせたり外したりする際、あまりにもカッチリし過ぎていると、『手首と擦れて塗装が剥げちまうんじゃね?』というモヤモヤがよぎるんですが、ボブさん、その辺りどう思われますでしょうか?
かと言って、ユルユルでも大問題だし、難しいと思うんですよ、こういう判断って(--;
是非ボブさんの『ド強い』対策等、可能ならば、ちょいお願いできますか?(笑)
「ボンヌレクチュ~ル」からの「ボンレク」が定着したのがついこの前だったような感覚ですが、もう1年近く経って次期仮面ライダーの映画出演や情報解禁が話題になってるんだなぁと思うと感慨深いですね…。
そして持ち手部分が塗装で持たせるとキツキツで塗装が剥がれそうというのはやはり気になってしまいますよね( ゚Д゚)
幸い今回のドラゴニックナイトなんかはしっかりクリアランスがとられていて塗装が剥げそうな片鱗はありませんが、物が物だと…怖いですよね(・・;)
そんな私が思う極論ですが『緩いよりはカッチリ持てる方が嬉しい』上で『よしんば塗装が剥げてもそこは手で隠れる部分と割り切ってしまう』というのはどうでしょう!
塗装が剥げるという事は手に持った時に接触する部分→接触する部分という事は手に持たせた時に手で隠れる部分→イコール剥げちゃっても見えないさという最強に極端な考えです(笑)