【不良品のため5,000円の格安】グッスマ DXフルパワーグリッドマンを救いに来たんだ!
2021年 04月 30日
ダイナゼノンが放送中ですね!
それに伴いグッスマからは『DXダイナゼノン』が発売されるワケですが
コレがなかなかに出来が良さげでカッコイイので欲しいなぁと思う反面、
前作にあたるグリッドマンの『DXフルパワーグリッドマン』未所持で
ダイナゼノンだけ買うのもいかがなものかと。
そこで私は一般的には価格が高騰してしまっているDXフルパワーグリッドマンが
地元の中古店なんかに格安で売っていたりしないものかと見て回ってみたんですが、
そんな都合の良い事が起こるはずもなく…
…と思ったら起こりました( ゚Д゚)
現在ネット上の価格相場を見ると20,000円前後が主流っぽいので
5,000円で買えるのはなかなかにラッキーだと思います!!
しかし当然『ただ安い』なんて事は無く、
そうも『不良品』との事。
その『不良品』の程度によっては5,000円も出して良いものかと迷うトコロなんですが、
私ちょっとその『不良品』の意味ってコレじゃないかという予想が立っていまして…
こういう事(↑)かと思います。
というのは一次発送された物はマックスグリッドマン用のメットと
スカイヴィッターの一部に形状の不良があったらしく二次発送以降
それが改善されたようなんですが、たぶんその一時発送の物かと!
で、私この一次発送分の不良内容と5,000円という価格を天秤にかけてみた結果
「5,000円なら買っても良いだろう!」と思えたので購入に踏み切りました…!!
という事でパッケージから見ていきましょう、
まずはドドンとフルパワーグリッドマンのイラストが!!
実はこのイラストはパッケージ本体ではなくグッスマでたまにある
『パッケージの上に別のイラストが被せてあるやつ』でして、
それをスッと外していくと…
今度こそ本体、よりDX玩具っぽい実写のパッケージに到達!!
ではコレを開けて今度こそ中身とご対面しましょう…!
来ました!!
「今からコレで遊び尽くすのか~」と逆に面倒になる物量です(誉め言葉)
遊び尽くすと言っても
いくつか割愛したい物があるので先にご紹介します。
まずはシール。
マックスグリッドマンの肩前面という一番目立つレベルの場所もシールなので
貼ると貼らないとではそれなりに見栄えが変わってくるんですが、
今回私は一刻も早く不良の内容を確かめつつ試遊&撮影を進めたかったのと
普通にシール無しで良さげだったらそのまま飾りたかったのでスルーします!
続いて各種ケーブル。
グリッドマンと合体するアシストウェポンは
バラバラになってグリッドマンという素体に装着されますが、
アニメ本編だとバラバラになったアシストウェポンはケーブルで
繋がっていて実質『1つのまま』になっていたのを覚えているでしょうか?
このパーツはソレを再現するためにバラバラにした合体前のアシストウェポンや
合体後のグリッドマンに後付けする部品なんですが、コチラもスルーします!
最後にマックスグリッドマン(フルパワーグリッドマン)の指可動用の手。
マックスグリッドマン及びフルパワーグリッドマンは
バトルトラクトマックスの車体前面だった場所が拳になるんですが、
この組み立て式の『指が可動する拳』に付け替える事でフル可動化
を実現する事が可能という代物になっています。
しかし例によって早急に不良個所を確認したかったので
組み立て式のコチラもスルーとなります!
以上が今回の記事で割愛させていただくもの全集でした、
では遂に商品そのものをチェックしていきましょう!!
まずはグリッドマン本体!
見た目の再現度こそ物凄いですが、あくまで合体ロボのコアに相当する物なので
意外や意外こと見た目で可動にはかなり制限があります。
正直ここがグリグリ動かれると合体後とか非常に困ると思うので
実はグリッドマン本体がそんなに動かなかった事には安心しました。
…と言っても首、腕、ヒジ、手首、脚、ヒザ、足首と
可動部位そのものはなかなかに多めなんですがね( ゚Д゚)
腰が動かなかったりヒジやヒザが90度くらいしか曲がらなかったり
足首が縦方向のスイングしか無かったりといった
『ショボめの可動』と言うと伝わりやすいでしょうか?
一方で腕の可動や合体の邪魔になりそうな肩アーマーは動いたりするので、
やはり先述の通り『図らずも可動が残念になった』というワケではなく
『コアロボなので制限した仕様』という事で間違いなさそうです。
あとこのグリッドマン本体には不良はありませんでした!
続いてキャリちゃんことグリッドマンキャリバー!
実はただ一体成型の武器に細かな塗装を施しただけの品ではなく、
後の合体に使うための着脱可能パーツや展開可能パーツが
あったりしますがソレはその時にお見せしようと思います。
このグリッドマンキャリバーは
グリッドマン本体の手首を専用の持ち手に交換しつつ
そこにある凸にキャリバーの凹を噛ませる事で持たせられます!
本編でもそれなりに大きめの剣だったとは思いますが、
流石にこの後の全合体なんかに対応したサイズなのを
素体サイズのグリッドマンに持たせると比率がヤバイですね(笑)
余談も余談なんですがキャリちゃんのモデルじゃないかと言われている
宮本浩次さんの『冬の花』が好きです。
続いてマックスさんことバトルトラクトマックス!
ちゃんと地に車輪を付けて走るビークルのオモチャらしく
コロ走行が可能となっています!!
他にも車体上部に取り付けられている砲台を
上下の角度を付けたり根本を回転させるという風に動かせます。
で、例の不良内容の予想が当たっていればこの車体後部に付いている
マックスグリッドマンのメットパーツの形状に不良があるはずという事で
公式の画像と照らし合わせてみたところビンゴでした( ゚Д゚)
やはりコレの『不良品』と書かれていた内容は
一次発送分に不良があった物の事のようです…!
肝心なのはソレが致命的な不良なのかという点なんですが…
正直言われなければ何が不良なのかよく分からないくらいには
普通に合体できました(・・;)
『不良品と知っていたからリカバリーできた』とかじゃなくて
本当に『普通に説明書通り合体できた』感じです(笑)
合体してマックスグリッドマンになっても首や脚の可動は死にませんし、
腕は軸可動が残ったままバトルトラクトマックスの方に
マックスグリッドマンのヒジが曲がる機構が組み込まれているので
イカツイ見た目の割には素体の時と可動に大差はありません!!
今回はスルーしてある事を先述した指までフル可動の拳を使っていなくても
4本が一体成型になった指を開く事が出来ますし、なかなか良い感じです!!
続いてボラーくんちゃんことバスターボラー!
流石にキャタピラが回ったりはしませんが
底に小さな車輪が付いていてコロ走行が可能です!
おそらくこの商品の中で最も複雑な変形機構を持つのがこのボラーで、
見た目の小ささの割に可動部位を集めてギュッとまとめた感じの質量があります。
ボラーを変形させてグリッドマンの胸部に装着すると
バスターグリッドマンの完成です!!
バスターグリッドマン用のメットは巨大枠のフルパワーグリッドマンや
パワードゼノンの顔になるため、この時点だとやや頭が大きめに見える
のが難点ですかね(笑)
肩のドリルは差し替え無しで4分割展開が可能、
更に腰のキャタピラを前面に向けてミサイルハッチも解放できます!!
ちなみにバスターボラーに不良は無く、
やはり不良の内容は一次発送の物という事で間違いなさそうです。
最後にヴィットさんことスカイヴィッター!
ここに来て初めて付属の台座を使用しているんですが
これは支柱を付け替える事で素体状態のグリッドマンからスカイヴィッター、
スカイグリッドマンからフルパワーグリッドマンにまで使える万能台座です!!
ちなみに一次発送分の不良部位が最も集中しているのがこのヴィッターで、
これまでのチェック内容からもう確定している通りやはりその不良が
私の手元のこのヴィッターにもありました。
ただコレも…
やっぱり説明書の通りに何の問題も無く合体出来たんですよね(・・;)
相場20,000円ほどの物が5,000円にまで値下げされていた事もあって
私てっきり一次発送分の不良部位って合体遊びに支障があるレベルの
問題なのかなぁと思っていたんですが、どうもそんなに問題が無い
らしいという事を弄っていて知って驚きました(笑)
にしてもこのスカイグリッドマン、
つま先を立てたままのAGEオービタルスタイル(?)な上に
大きく横幅をとる『台座必須』な形態ですね( ゚Д゚)
という事で以上、
グリッドマン本体と全てのアシストウェポンの確認が終わったトコロで
ここまでの全てを合体させて商品名でもあるフルパワーグリッドマンに
していきましょう!!!
構成は至極シンプルで
①グリッドマンの腕にマックスがくっついた『マックスグリッドマン』
②グリッドマンの胸にボラーがくっついた『バスターグリッドマン』
③グリッドマンの脚にヴィッターがくっついた『スカイグリッドマン』
という各種合体を一度に全部やりつつ
キャリバーさんを持たせれば良いのです!!
ただしバスターボラーやスカイヴィッターは
単体での合体時とちょっと違う変形をさせて形を整えてあったり、
胸にキャリバーさんの一部を分離してくっつけて飾りにしたりと
専用の機構はいくつかありますが。
実はバンダイ製の本家(?)DXロボ玩具とは違いカッチリした感じは無く、
下手な動かし方をしたらポロポロ取れるパーツが沢山あったり
可動がクリックじゃない上に関節以外の部位もグラついたりしているので
合体後に「動かしてポーズを付けよう」みたいな気には一切なれません(笑)
でも全合体しても箱の大きさから想像するほどは巨大にはならず、
気持ちガンプラのMGよりちょっと小さいんじゃないかくらいなので
場所をとらずに飾っておけるというスケール感はなかなか良いですよ!
そしてコレを一度バラしつつ一部のパーツを交換して
パワードゼノンに再合体する準備を進めていきましょう!!
交換するパーツはコチラ(↑)
バトルトラクトマックスの車体背面とバスターボラーのドリルを
パワードゼノン合体時専用の物に交換します。
というのはパワードゼノンはボラーのドリルがフトモモに、
そのドリルでマックスの車体背面を貫くように合体した物が脚になるためです。
(↑)
右の穴の無い方が交換前、
左の穴のある方が交換後。
(↑)
下のメタリック塗装な方が交換前、
上の塗装無し成形色な方が交換後。
以上のパーツ交換を行った上で
グリッドマン無しで再合体させると…
完成、パワードゼノンです!!
ここまでの合体では腕担当だったマックスが脚になって
ここまでの合体では脚担当だったヴィッターが腕になるという
メチャクチャ面白い趣向の再合体となっています!
これ現物とか動画で是非お見せしたいんですが
マックスの手の甲部分を引き延ばしてつま先にする構造とか
ここで初めて出て来て「そんな動き出来たの!?」と驚きます(笑)
ボラーのメットもここまでの合体では後頭部だった方が前を向きつつ
上下に開いて目が出現する事で新規の顔になっていますし、
剣だったキャリバーがアックスになっていますし
本当に面白い合体です。
抜けているグリッドマンと並べるとこんな感じ!
どういうワケかグリッドマンが入っているフルパワーグリッドマンと、
グリッドマンが抜けているパワードゼノンでそんなにサイズ感が
変わらないという不思議なメカです。
おそらくフルパワー時は大きく開いて飾りまで構成しているボラーが
ゼノン時は飾りを撤収して人体を構成する部位に全て回しているから
ですかね?
という事でここまで遊んできたんですが、
結論としては『個人的には一次発送分の不良は何も問題なし』でした!!
とりあえず今後は気が向いたらシールを貼ったりケーブルを付けたり
あとお財布と相談してDXダイナゼノンを注文したりしようと思います、
という事で以上『不良品5,000円のDXフルパワーグリッドマン』の
検証レビューでしたm(__)m
おー、フルパワーグリッドマン!
そうか~初版の例のアレはそのテの店だと不良品扱いになるのか
ま、確かに初版だとメットはスカイヴィッターに引っかけてるだけなのでキッチリ固定されないんだよね
見たところほぼほぼ手つかずの状態みたいなので、それ売っ払った人は単に知らなかったのか、知っててたけどめんどくさいとかだったのか
メットとスカイヴィッターの該当部位は新規の物が後日希望者に無償配布されたんですよね
初版パーツを送り返す必要もなかったので当時はグッスマ神対応!として讃えられてましたね(笑)
あと自分もまだフル可動手首は組んでないけど、確かコレの組み立ても一部説明書が間違ってるそうで公式で正しいのが公開されてた筈
なんにせよこれはあくまでバンダイでいうところの戦隊ロボなんかと同様のDX玩具なのでグリッドマンの可動がそこまで優秀じゃないのも許容範囲ですね
で、ダイナゼノン
アニメの評価はともかくアレ観てると玩具としては凄え面白そうなのでチョイと悩んでます
ぶっちゃけると一昨日バルキリーの予約で玉砕したんで(ちなみにこちらは3万超え)替わりに買おうかなーとも
メタルビルドやDX超合金の類いは物にもよりますが発売日に店頭で買える確率もかなーり低いからもう無かったことにして
わざわざ『不良品』と表記して価格まで低く設定してあったあたり、意外とお店側も普通に買い取った後に一次発送分の不良の事を知って「買い取った物だから新規パーツ取り寄せ出来ないじゃん…!」みたいになったのかもしれませんね(・・;)
加えてフル可動手首にも間違いがあったワケですが、こう思うと大手であるバンダイやタカラの『商品数の割の不具合の少なさ』は凄いですね…!
そしてダイナゼノン、あれ見事に『玩具』として欲しくなる感じなのが20,000円でも欲しいと思わせちゃってくれるんですよね(笑)
アイドルマスターガンダムさんも検討中との事ですが、私もじっくり検討しようと思います!!