【今更ながら】S.H.Figuarts 仮面ライダーバルカン アサルトウルフをレビュー【腕に隠された可動のヒミツに注目!!】
2021年 04月 11日
今回は経緯からお話したいんですが、まず私って気が付いたら
『令和ライダーのアーツは基本的にほぼ全部買ってる人』になっていたんですよね。
最近『平成ライダーアーツ逆行シリーズ』という事をやってソコでお話しているように
ここまでちゃんとアーツを常習的に買うようになったのって令和に入ってからなので、
本当に『元々アーツをよく買う人』ではなかったワケです。
そんな私もアーツの令和ライダーシリーズの中で
4つだけ購入していない物がありまして、ソレが
①仮面ライダーバルカン アサルトウルフ
②仮面ライダー001
③イズ
④仮面ライダーゼロワン リアライジングホッパー
となっています。
『イズ』はガワのヒーローではないという理由で、
『リアライジングホッパー』は既存形態と実質同じ物という理由で
私の中の購入基準からちゃんと外れているので未購入のままで良いです…が!
『アサルトウルフ』と『001』が抜けてる理由って完全に
「当時あまり気分が乗ってなかった」
「後にこの2つ以外ほぼ全部揃えてると思わなかった」
というだけで、
いま完全に『この2つだけのせいでコンプ未達成』状態なんですよね( ゚Д゚)
それでずっと欲しいなぁと思い続けていたんですが、
この度ついにフリマアプリでその2つを購入させていただいたので
『アサルトウルフ&001補完計画(前編)』としまして今回はアーツの
『仮面ライダーバルカン アサルトウルフ』で遊んでいきたいと思います!!
既に前置きが充分長いのにまた箇条書きで羅列して申し訳ないんですが
他のゼロワン系アーツのレビュー記事は以下のリンクからご覧いただけますm(__)m
(一般販売)仮面ライダーゼロワン ライジングホッパー
(一般販売)仮面ライダーバルカン シューティングウルフ
(プレバン)仮面ライダー滅 スティングスコーピオン
(プレバン)仮面ライダーバルキリー ラッシングチーター
(プレバン)仮面ライダー迅 フライングファルコン
(プレバン)仮面ライダーゼロワン シャイニングアサルトホッパー
(プレバン)仮面ライダーサウザー
(プレバン)仮面ライダー迅 バーニングファルコン
ではいよいよアサルトウルフを見ていきましょう!
パッケージはお馴染みのプレバンアーツ箱で
デザインもゼロワン系の統一フォーマットですね。
ところで先程このアサルトウルフを私が当時購入しなかった理由を
「あまり気分が乗ってなかったから」とだけご説明しましたが、
あえてより詳しく言うと『個人的に見た目の評価が低い』んですよ( ゚Д゚)
『元のバルカンよりデザインがカッコイイ感じになった』とか
『メカニカルでミリタリーな感じがカッコイイ』といった
アサルトウルフを好きな人が多い理由は完全に「分かる」んですが、
その方向に行った結果『無個性になった』と感じるという言い方が
正しいでしょうか…?
これ完全に私の美的センスがひねくれてるのが悪いんですが
色が濃くなって渋い雰囲気になったのを『彩度が落ちた』と感じ
細かいディテールが増えたのを『最小公倍数ではない』と感じてしまう
そんなタチなんですよね…。
(なのでバルカンの好きな準も『①シューティング②ランペイジ③アサルト』です)
それで当時
「ここまで他のを全部買ってるからというだけで
個人的に微妙と思う物にまで手を出すのはどうなの?」
と思い購入を渋っているうちに予約が終了しました(・・;)
それでも後から欲しくなってこうして買っているくらいには「嫌い」なワケではないので、
せっかくなら今回このアーツを手に取る事で好きにならせてくれたら嬉しいなと…!!
付属品は
・フィギュア本体
・交換用手首×10
・オーソライズバスター(ガンモード)
となっています!
手首が10個というのはアーツの中でもかなり多い方ですが
この『手首の交換方法』が独特な仕様になっているので後述します。
それから武器のオーソライズバスターは『ガンモード』が付属、
アーツのオーソライズバスターは実物のようにモードチェンジする機構は無く
別売りの『シャイニングアサルトホッパー』に『アックスモード』が付属する
カタチとなっています。
ではその独特な手首の交換方法というのをご説明していきます!
簡単に言うとアサルトウルフは前腕全体の手の甲側に巨大なパーツが付いていて、
そのパーツからグリップが伸びているのを常に両手で握っているデザインです。
(紛らわしいのでこの巨大パーツの事を以後『ガトリングパーツ』と呼びます)
『ドラグバイザー方式』と言うと伝わりやすいでしょうか?
で、アーツではその見た目を再現するために手首の交換方法が特殊化してまして、
手首を交換したい時はまずガトリングパーツを取り外します。
するとグリップを取り外せるようになるので取り外し、
これでようやくいつも通りに手首の交換が出来るワケです!
手首を交換した後はまたその手首にグリップを握らせつつ
手の甲側にある突起にグリップの穴を通し、
最後にガトリングパーツを取り付けて交換終了…と。
ちなみに『完全な握り手』のみグリップが手首にくっついた状態で作られています。
普通に1回選んだ手首に交換して飾って終わりならそんなにですが、
ブログや動画サイトでレビューするために何回か手首を交換する必要がある
人の場合はなかなか苦労する仕様ですね(笑)
他にもギミックとしては腰のショットライザーやホルダーから
いつも通りプログライズキーを脱着可能という事が挙げられます!
私の記憶違いでなければ
腰のホルダーに展開前のプログライズキーがマウントされている、
なんなら展開前のプログライズキーが付属していること自体が
今のところこのアサルトウルフだけじゃないですかね?
では一通りの仕様を見終えたところで
いよいよこのアサルトウルフで遊んでいきましょう!!
まず全身の一周です!
続いて各部アップです!
続いてポーズ付けをして遊んでみました!
先述の通り私はアサルトウルフのメカニカルで複雑っぽいデザインが
美の最小公倍数を離れた感じが好きになれなかったワケですが、
それをフィギュアとして手に取ってみて率直に感じたのが
「思ってたより複雑なデザインではないのでは?」という事でした( ゚Д゚)
というのは各部アップの写真を見ていただくと分かりやすいんですが、
一見複雑っぽい胸~肩アーマーあたりもよく見ると肉抜き的に
枠組み状の紺色の下に黒があって赤いラインが走っているという
わりと簡単なデザインになっているっぽい事に気が付きました。
そんな『紺/黒/赤』という渋いアーマー色と合わせる
アンダースーツの色が『銀色』というのもコレを見ていたら気に入ってきまして、
完全に主観なんですがアンダースーツがメタリックカラーだとテカテカな面積が
大きくてよく栄える気がするんですよね(笑)
アーマーの彩度をおさえてアンダースーツをテカテカのメタリックにして
アクセントとして各所に赤いラインが入っている…わりと悪くないですね!
見た目について一通りお話したところで今度は可動面なんですが
今までにも何体か触っているエイムズライダー素体なので基本よく動きます!
特筆すべきは前腕で、例のグリップの影響で手首の回転がほぼ皆無になっているのを
ヒジの部分で前腕がロールするようになっている事で補っているんですよね!!
強いて難を挙げると顎を引いたまま左右を向ける角度が限定的だったりはします、
比較的そんに襟が立っている方ではないデザインなんですが
ピンポイントで胸部アーマーの延長の青い部分が引っかかるのです(・・;)
でもまぁ顎を引いたままそんなに左右を見渡すポーズって無いとは思うので
ポーズ付けの際に気を付けさえすれば全然なんとかなる感じかとは思います!
という事で以上、普段に無い『好きになろう』という趣向が加わった
フィギュアーツの仮面ライダーバルカン アサルトウルフのレビューでしたm(__)m
スタイルや可動自体は今更言うまでもなく優秀・・・なんですが、手首の交換が普段以上に面倒みたいなw
簡単な交換や装着でさえも『エレファントアンデッド』な自分は、この時点で敬遠してしまいそう(^^;
・・・ここからは、少し突っ込んだ内容を書き込みたいと思います。
今更ですが、ゼロワンという作品そのものへの評価は、ボブさんご自身が以前ココで仰っていたようにアレでも、それと玩具の出来は別と見て、良いでしょうか?
ボブさんの場合は、恐らく作品と玩具における評価の区分けができているかとは思うんですが、自分の場合は完全に連動している形ですね。
例えば自分は昔からのDBファンなんですが、好きなのはあくまで原作漫画と無印ZGTという旧アニメであり、今現在の超ではないんです。というか、超は完全否〇派なんですよね・・・w
だから悟空のフィギュアにしても、通常や超サイヤ人1~4までを買うことはあっても、ゴッドやブルーは完全に購入の対象外なんですよ。
なのでフィギュア自体の出来の良し悪しに関わりなく、それらは一体も置いていないです(実話)。
近年のファンには喧〇を売っているのでしょうけども、『あの頃のワクワク面白かったDBは、もうない』が、自分の超に対する全て・・・いやぁ~、旧作のDBって、本当に面白いですよね。
これも、完全な自分個人の感じ方です。
・・・少し重く語ってしまい、誠に失礼しました。
ボブさん、もし宜しければ、その辺どうお思いか、お聞かせ頂けますか?
嘘偽り無く言うとちょっとセイバー系やこのアサルトウルフの手首交換は面倒です、交換中にその一手間かかる小さいパーツが机の下に落ちようものなら「どこ行った!?」で10分でも20分でも持って行かれますorz
そして突っ込んだお話の部分ですが完全に仰る通りで、私は『販促物』と『販促番組』の評価がかなり乖離しているタイプの人間かと思います。
例えばゼロワン放送当時は本気で『天津社長の所業(本編)』にはウンザリしたものですが『仮面ライダーサウザー関連の商品』はカッコイイという理由でとにかく欲しかったといったように、本編と関連商品に対する感情は連動していないんですよね(笑)
ただ連動する方の気持ちも分かるというかおそらくその方が多数派かとは思います、とくにそれが『古い作品の続編を今わざわざ作っているコンテンツ』かつあまり面白くない時の微妙な気持ちったら無いですよね(・・;)
そういう場合更に嫌なのが「面白くない物を面白がれと言われても無理だけどあまりに受け入れないファンが多いとソレはソレで完全終了して二度と再開しないコンテンツになりそう」という板挟みの感情と言いましょうか…。
私のこの辺に関する思いはこういった感じです!