外出自粛して普段観ない系の映画を3本観てみた⑤(ネタバレなし)
2020年 05月 13日
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このブログで頑張ってくれている
『はくらん』『かいら』『すてら』の保武3姉妹。
今回の記事は
そんな3人のオフの日に密着したお話だゾ!
姉ちゃん、
例のブツは?
え!?
私そんな危険な取引
みたいな事してたっけ…?
映画よ、映画!
順番的に次はアナタでしょ!
そういう事ね!
紛らわしい言い方するから
ビックリしちゃったわ…。
まずは有名タイトル
タクシードライバーよ!
そういえば知名度の割に
内容を一切知らないよね、
お客さんを運ぶ物語かな?
~鑑賞中~
(鑑賞序盤)
あー、
恋愛ものだったのね!
(鑑賞中盤)
…流れ変わったわね。
(鑑賞終盤)
尾崎豊だ!
この映画って尾崎豊だ!
大事な事だから2回言っ(略)
~鑑賞終了~
恋愛関連の問題は
トラヴィスに原因があるように
感じるけど、そこまでを含めて
この映画って感じよね。
自分を重ねて観る人が絶対に
多いけど、これは重ねすぎに
要注意ね…。
尾崎豊
+ジョーカー
=タクシードライバー(自論)
【まとめ】
この外出自粛映画鑑賞シリーズを通して『驚きの伏線回収』や
『終盤のどんでん返し』こそが映画の面白さに直結する物だと
考えるようになっていましたが、また違う種類の面白さがある
という事を思い知らされました…!
この映画の凄まじさは「そういう部分を映像化する!?」です(笑)
正直私はトラヴィスに感情移入するどころか、トラヴィスの行動で
「怖がったり困ったりする人が絶対に居ると思うぞ」派なんですが、
青少年時代に通るような厨二的部分をよくもまぁここまでリアルに
描いたなぁと驚きました。
全体的な映像の感じやBGMも独特なセンスなので
ストーリーどうこうよりも雰囲気重視の方は必見かと!
2本目は
八つ墓村よ!
ホラーか何か?
~鑑賞中~
(鑑賞序盤)
犬神家もそうだったけど
早々に事件が始まるから
序盤飽きないのよね。
(鑑賞中盤)
予定先送りなんてしたら
この人死んじゃうってぇ!
ほらぁああああああああ!!
(鑑賞終盤)
筋は通っても不思議さが
残るミステリアスな映画
だったね…。
~鑑賞終了~
「果たしてそうなのか!?」
「そんなわけないだろ!」
「いや、そうかも…?」
って感じよね。
あの人が殺されたという事は
こういう目的に違いないと
思わせておいて…みたいな
ミスリードも上手かったわね!
あと武装したオッサンの
インパクトね(多治見)
【まとめ】
『祟り』という非現実的な物を題材にした『映画』である事から
事件の真相がそんなファンシーなものなのか、しかし映画だから
そのファンシーなものな可能性も充分に考えられるが、本当に
そういう事なのか…と深みにハマっていくような映画でした。
また、何が起これば観ている人間が何を思うのかという事を
上手く理解し利用したような展開もあり見事に騙されました!
現代の映画のテンポに慣れてしまった私の目線だとどうしても
もっと短く分かりやすく出来るのではないかと思ってもしまいますが
古い日本映画の妙な長さこそ味と考える事も出来るので無暗に
「短くした方が良い」とも言えないですよね(笑)
犬神家のスケキヨ、八つ墓村の多治見と来て思ったのは
そういう映画の顔になるような派手なキャラは居た方が
良いですね…!
古めのを2本観た所で
急にMEGをぶち込むわよ!
鮫VS筋肉
~マリアナ海底大進撃~ ね。
~鑑賞中~
(鑑賞序盤)
舞台設計とか
巨大鮫が現れる経緯とか
思ったより凝ってるわね!
(鑑賞中盤)
おー、面白いせいか
短い映画に感じたわ!
…ん、まだ中盤?
(鑑賞終盤)
色んな武器とか乗り物が
登場したけど、結局最強
なのは…。
~鑑賞終了~
ド迫力だけを楽しむ映画かと
思ったけど、意外と緻密に
客を楽しませる術を講じて
くるタイプだったわね!
絶滅したはずの生物が姿を
現した理由も、展開として
最低限納得のいくもので
安心(?)したわ。
何が怖いって『NEG2』も
全然いける事なんだよね。
【まとめ】
巨大鮫とステイサムがド迫力バトルを繰り広げる
「細けぇ事は良いんだよ!!」な映画かと思いきや
実は非常に繊細な映画だったように感じました!
例えばメインの舞台となる実在しない海洋研究所の
現実離れしつつも嘘っぽくない絶妙なラインの設計、
わざわざ説明しないものの各登場人物の関係が
自然と入ってくる分かりやすい進行等々…よく考えられています。
展開の面から見ても
『このタイミングでこう驚かせるのはお決まりだから
あえてこの映画はそれを逆手に取った別の方法で脅かすぜ!』
『こういう出来事を経てコイツはこう思うようになったぜ。
…っていうのが普通の流れだけどこの映画は実は違うぜ!』
『※言いたいけどネタバレなので言えないやつ※』
と様々な方法で楽しませようとしてくれている事が伺えました。
じゃあ逆にステイサムのド迫力は見れないのかというとNOで
信じられない方法で信じられないくらい戦います(笑)
以上!
良いチョイスだったわ!
じゃあ興奮が覚めないうちに…
私達もステイサムと共に
サメ退治に行きますか…!
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