【ただの雑記】みんな『超可動ガール1/6』観た方が良いぞ!!
2019年 05月 20日
この前『今期オススメのアニメはありますか?』という事を書いたところ
コメント欄で『超可動ガール1/6』をオススメしていただき、今日は休日
だったので朝から観てみたところ…想像の10倍くらい面白いですわ!!!
各話12分なので死ぬほど観やすくて朝のうちに最新話(7話)まで
追いつきましたし、雰囲気が10年前のヲタクアニメという感じで
観てて安心するんですよねこれ。
その上、各話内容に被りが無く
キャラの扱いも本当に良い…!
この先はちょっとネタバレ注意です。
人間主人公は美少女なんだろうなぁと勝手に思っていたら
ゴリゴリのヲタクで非常に親近感がわく仕様!
故にどんな超可動ガール(動くフィギュア)が現れてもその作品の知識が
あるので、新キャラの登場がスムーズで観やすいんですよね。
まず最初の超可動ガール『ノーナ』が可愛い、おそらく作品を観る前に
想像してるより観たら100倍くらい可愛い事が分かるので未視聴の方は
是非観てほしいです。
この作品に登場する超可動ガールは全員『作中の記憶と人格』を持ち
自分が作品を元に造られたフィギュアだとは自覚しておらず、
1話では主人公の春人がノーナに合わせる道を選ぶため
「終盤にバレる鬱展開あるな…」と思ったら2話であっさりバレて
割とすんなり受け入れられるという展開のフランクさを見せつけてくれました(笑)
さっきから『観やすい』という事を何度も言っているんですが
このフランクさも観やすさの要因だと思います、イイね!
ノーナはそれこそフランクな理由で春人と早々に結婚するんですが
そうなると今後新キャラが登場しても『2番目の女』みたいになる
のではないかと思うじゃないですか…しかしその辺の構成も
驚くほど丁寧なので後述します。
主人公とヒロイン以外にもしっかりキャラを固めてきていて、
主人公以外に超可動ガールの存在を知ってしまう妹『ミコト』や
ノーナに付属していたサポートメカ『オズマ』が良い解説役になってます。
一見すると主人公×ヒロインの構図に水を差しかねない2人ですが
このアニメには必要なんです、観れば分かるので是非観てry
ミコトちゃんはメインビジュアルだけ見た感じだと
当初私が勘違いしていた「人間主人公はこの美少女か」状態ですからね(笑)
ヲタク主人公の友人として『作品を貶すタイプのヲタク』が登場するセンスで
完全にこのアニメにハマったと言っても過言ではないです、愉快過ぎる!
ちょっとネタバレなんですが
この『成次郎』も超可動ガール『クサビ』と行動を共にしていて
どうやら勤め先が超可動ガールに共通する玩具メーカーである所まで
最新話の時点で判明しています。
しかし超可動ガールの誕生には関わっていないようで
あくまで『興味があり謎を解き明かしたい』人物となっています。
正直、ノーナが可愛いかつ登場人物のバランスも既に完璧な状態なので
「OPに他の超可動ガールめっちゃ居るけど出てくる必要ないんじゃないか?」
「なんか全員ノーナとコンセプト違うし登場しない方が面白いのでは?」
みたいな事を思っていました。
…しかし2人目の超可動ガール『ベルノア』が登場した時に
「なるほど、このアニメ新キャラが出る度に面白くなるぞ!!」
と理解しました!
ベルノアの登場作品(RPG)の世界に行く展開や
ノーナと春人を取り合う展開等が挟まる事で
マンネリ化しないという…!
しかも先述した『キャラの丁寧な扱い』が素晴らしくて
一通りベルノア回をやって「解決したから次のキャラどうぞ」じゃないんです!!
・ベルノア登場回
・ベルノアメイン回
・ベルノアとノーナで春人を取り合う回
と3話も費やしている時点で丁寧なんですが
結局「春人の事に関してはノーナにはかなわない」と納得した上で
オズマによる「あれは経験値の差でベルノアもここに居ればああなる」
という神フォローが入りつつ今後もドッタンバッタンやるぞという
明るい方向に気持ちが向きつつ終わるという神回も神回よ!!
このアニメ、今後何人の新キャラが出ようと安心して観れます。
扱いの良さも素晴らしいですが
そもそもベルノア自身も魅力的なキャラクターで、立派な勇者と見せかけて
『冒険が終わると勇者の存在意義が無くなる』のを危惧して延々ラスボスを
倒してなかったり、実はただの戦闘マニア的な側面があったりと意外とアレです。
そこが良い味なんです。
そのせいでレベルもカンストしていて超強いんですが
ゲームを起動してステータスを弄ると反映されるという弱点も。
装備変更ももちろん反映されるので…あとはお察し。
よくポンコツ化するので可愛いです(笑)
3人目の超可動ガールとして登場したのは先述した成次郎と行動を共にする『クサビ』で
元がそんなに美少女じゃないキャラクターを現代風にアレンジしたフィギュアだったため
ヲタクの春人も最初なんのキャラか分からなかったというリアルな設定がツボ!
実質の『どこでもドア』の能力を持っていて正直羨ましいです(笑)
私が知る全女性キャラクターの中で最も貧乳説。
掴みどころの無い性格や、唯一成次郎と行動を共にしている事から
理由もなく『黒幕説』が脳裏をよぎりがちなんですが冷静に考えると
あまり裏表は無さそうな事が分かる場面なんかもあるので、やはり
クサビも自分達が動く謎の真相は知らないんでしょうか?
そして4人目、現在登場している最新の超可動ガールが
『天乃原すばる』という格闘ゲームのキャラクターです!
ぜっっったいにSNKの格ゲー!!
すばるにも『壊れ性能で使用禁止のゲーセンもあった』という
リアルな設定の他『隠れオタク』というゲーム内の設定が引き継がれていたりと
キャラが多いこのアニメの中でもまだ個性的なのが出てきて流石だなぁと思いました。
ゲーム外の存在である春人にはオタクな事がバレていて焦る場面もあったものの、
春人もすばるにだけ自分の趣味のディープな部分を教えて「お互いに秘密」とした事で
和解しました。
このアニメ本当にストレスになる要素が0で面白過ぎると再確認したシーンでした。
換気扇に潜伏していたら起動して袴が上にめくれ上がるピンチの際も
オタク特有の早口で「ごめんね袴で絶対領域くらいしかサービス出来なくて(略)」
と口走る良いキャラな所(?)を見せてくれました。
オタク特有という事で言うと、自分が6分の1スケールくらいの
フィギュアだという事に現状唯一自力で気付いたのがすばるですね(笑)
どうやらこのアニメまだまだ他の超可動ガールが登場するようなので
凄く楽しみです、あらためてこのアニメをオススメしていただいて
ありがとうございましたm(__)m
これは実際にフィギュア欲しくなるヤツですね(笑)
今まで当ブログにはアニメ関係の記事カテゴリは『アニメ一気見感想』しか無く
記事を書くのに時間がかかる等の問題があったんですが、今回のように簡単に
アニメの話が出来るようにPC版画面右のご案内を『アニメ関係の記事』に変更しました!
実は春人とか成次郎が身内のチャペルさん(漫画化の卵)が描くキャラに似ていて好きそうな上に、在宅プログラマーという職も身内のレンジマン(在宅ライター)に似ているという親近感の塊です(笑)
春人のヲタク友達である三日月・・・ではなく成次郎は、ああ見えて実は会社の社長さんだったりするもんだから、侮れないよなぁ(汗)
とりあえず、プライズでも良いから最低限ノーナのフィギュア化は是非お願いしたいものですね! スケールは無論1/6で。
当時こそ読了後に「立体物欲しくなったけどアニメ化されてない作品だから無理だろうなー」と思ってましたが
今日のアニメ化と毎年美少女可動フィギュアやプラモが山のように出る現状、余程の事がなければ何かしら出そうですよね。全くいい時代にアニメ化されたものです
ただタイトルにもあるように1/6スケールだと現在主流な1/12スケールの可動美少女フィギュアとの相性は悪そうです
ガンプラで言えばすーぱーふみなくらいの大きさになりそう
これは放送中に観て最新話に追いついて本当に良かったです!!
ノーナちゃんの声と喋り方には独特の中毒性がありますよね(笑)
私もこれは絶対にフィギュア化してほしいというか、これがフィギュア化されないで何がフィギュア化されるんだと思うので本当に1/6で出してほしいです(笑)
これはアニメを観たら原作も読みたくなる作品というか枕元にでも置いていつでも読めるような状態にしておきたい、そんな安心感が得られる作品だなぁと思いました(笑)
たしかに作品タイトルにもある1/6ってなかなか大きいですよね、よしんばそのサイズを守れない事になってでも是非商品化してほしいです…!