(劇場版)ラブライブ!The School Idol Movie(感想)
2016年 01月 25日
去年『今更ラブライブ見始めました』、通称『今更イブ』シリーズと称して
アニメ『ラブライブ!』の1期&2期を一気に見て感想を書くという記事を全9回にわたり投稿しました。
・今更ラブライブ見始めました①(漫画1巻.2巻/アニメ1話)
・今更ラブライブ見始めました②(漫画3巻/アニメ2話.3話.4話)
・今更ラブライブ見始めました③(アニメ5話.6話.7話)
・今更ラブライブ見始めました④(アニメ8話.9話.10話)
・今更ラブライブ見始めました⑤(アニメ11話.12話.13話.OVA)
・今更ラブライブ見始めました⑥(2期1話.2話.3話.4話/好きな曲5位.4位)
・今更ラブライブ見始めました⑦(2期5話.6話.7話/漫画版SID1巻/好きな曲3位)
・今更ラブライブ見始めました⑧(2期8話.9話.10話/漫画版SID2巻/好きな曲2位)
・今更ラブライブ見始めました⑨(2期11話.12話.13話/漫画版SID3巻/好きな曲1位)
そして遂に今回…!
劇場版『ラブライブ!The School Idol Movie』の感想を書く時が来ました!!
2期終盤の切なさが本当に辛く、この劇場版を見れば今度こそ間違いなく
ミューズの終わりを見届けてしまった事になるという恐怖から
なかなか手を伸ばせなかった作品でしたが、ここまで見届けてこそファン…!
勇気を出して見ました。
また、ちゃんと感想も書きますが普通の事は言われ尽くしていると思うので
恒例の『可愛いと思ったシーン箇条書き』もあります!
【あらすじ】
スクールアイドルたちがパフォーマンスを競う大会『ラブライブ!』。
前回優勝者のミューズは、3年生の卒業をもって活動をおしまいにすると
決めていたが、卒業式の直後、ミューズのもとに飛び込んで来た
ひとつの知らせを受けて、新たなライブをすることに!
見たことのない世界とふれあい、また少しずつ成長していく9人。
スクールアイドルとして、最後に何ができるのか…。
限られた時間のなかで、ミューズが見つけた最高に楽しいライブとは!?
といった内容になっています。
更に要約すると
・ラブライブが更に規模の大きい大会になれるかもしれないと知る
・そのために前回大会優勝者のミューズに海外でもライブをやってほしい
・日本に帰国すると、ミューズは超有名人になっていた
・3年生の卒業をもって解散する事になっていたのを
メンバー以外は知らないため、これからの活動に期待する声が寄せられてしまう
・続けるべきか否か、葛藤が続く
・やはり終りにする事を決意、更に
あらゆるスクールアイドル達を結集して最高のライブを行う事に…!
・ライブは大成功
という事になります。
まず、最大の良かったポイントは『楽しい映画』になっている事…!
切なさ、寂しさは2期終盤で十分描かれましたからねw
先述の通りこの映画を観る事を恐れていた理由として
『好きな物の終わりを見る事になる』『また悲しくなるような展開があるのではないか』
という思いがあったんですが、正直この映画にそんなのありませんでした。
最高に楽しいライブをやって、後は3年生になった(?)雪穂と亜里沙が
その後どうなったか説明してくれて終わる…そんな感じです!
(でもED映像が脱ぎ捨てられた9人の練習服だったのはうるっと来ますね)
ストーリーの骨格部分、題材も非凡で素晴らしかったと思います。
いわゆるアイドルアニメは『どうやって人気を出そうか』という内容になるのが普通、
かつラブライブも今まではそういう物語でした。
しかしこの映画では『解散が決まっているのに周囲の熱が高まりすぎて解散できない』
という、言ってしまえば現実のミューズ(声優陣)の事を描いたような
斬新でリアルなストーリーになっていました。
決してミューズに解散しないでほしいと言うのが悪い事ではないですし、
正直私もこの映画を見ながら「解散しない方向に固まらないかな」と思っていましたw
善悪ではない問題を題材にするのって難しいはずなんですがね、
この映画はそれをやってのけたなぁという清々しさがあります。
最近のアニメ映画という事で言えば、問題となってくるのは
『下手に考察を誘発するように謎要素を入れてメチャクチャにならないか』
という事。
この映画には意外と『最大クラスの謎要素』があるんですよ(・・;)
それが、ニューヨークで迷子になった穂乃果ちゃんが出会った『女性シンガー』。
何故か2年生組しか居合わせていなかった『映画冒頭の回想シーン』の事を知っている、
穂乃果ちゃん以外のメンバーには見えていない、穂乃果ちゃんの家に入る事を拒む…等、
この上ない謎の人物なんですが、これは正体が明かされないんです…!
できればスッキリするためにも、こういう要素は作中で明らかにしてほしかったんですが
仕方がないのでネットで色々調べてみました。
『謎の女性シンガー』の正体として最有力なのは『未来の穂乃果ちゃん説』。
これは
・髪の色が(ほぼ)同じ
・瞳の色が同じ
といった『目に見える理由』があるのに加え
・所々喋り方、仕草が似ている
・他のメンバーと接触しようとしない(他のメンバーには見えていない)
・穂むら(穂乃果ちゃんの家)に入ろうとしない
・2年生組しか知らないはずの幼少期のエピソードを知っている
・大雑把な情報だけで穂乃果ちゃんの宿泊先を当てた
等、それを匂わせる多くの理由があるため最有力説となっています。
そう思ってもう一度あの女性シンガーを見てみると
確かに穂乃果ちゃんに見えて仕方がなくなってくるんですよね…。
ほぼ『謎の女性シンガー=未来の穂乃果ちゃん』と思って良さそうですが
となると穂乃果ちゃん数年後にはコ〇ンくんの声になるんだ…。
ち な み に 。
何も知らずこの映画を見た私は、この女性シンガーの正体は
『にこちゃんとスクールアイドルを結成していたものの辞めてしまったメンバーの1人』
じゃないかと思いながら見ていました。
(グループだったけど解散した等の台詞から)
要所要所に入ってくるダンスシーンも良かったです…!
ミュージカル的な要素を好む方ではない私ですが
この映画の場合、キャラが既に大好きなワケですからねw
ユニットごとではなく
・1年生
・3年生
・2年生
という振り分けも映画ならではでしょうか。
他にも
・参加したスクールアイドル全員
・ミューズ全員
でのライブシーンも入っていて、盛りだくさんな内容でしたね。
あとアライズの『Shocking Party』がチラっと流れていたのも良かった…!
割と好きなんですよ、アライズ。
今回はライバルではなく、いわば身内となっての登場!
衣装作り、作詞、作曲の現場に普通にアライズが居るという
奇妙な光景の安心感たるや凄かったですね。
アライズは卒業後もアイドルを続けるようですし、サンシャインにも
何かしらのポジションで登場してくれると嬉しいですね。
アライズともう1つ欠かせないのは『雪穂&亜里沙』。
この映画のラストの時点で既に高校3年生になっていた説が有力っぽいですが
コンビなのか、他にもメンバーが居るのか?
何というグループ名だったのか?
この2人の事ももっと詳しく知りたい…!
総評として
・見るのを恐れていた要素はほぼ皆無、楽しい映画!
・非凡なストーリー骨格
・アライズや雪穂&亜里沙など、間を補完する何かが欲しい(期待)
・女性シンガーの正体は、いつか公式に明かしてほしい
といったところですね。
好きなアニメの終わりとなる映画として、100点を出したいと思いますm(_ _)m
コレ1回見たら切なくて二度と見れない(見たくない)映画なんじゃないかと思っていましたが
正直ブルーレイでも買って手元に映像が欲しいなぁと思える程の安心感がある映画でした!
では恒例の『アレ』いきましょう、個人的に可愛いと思ったシーン!
・2年生組の幼少時代
・心配性な海未ちゃんの「パスポートは?飛行機のチケットは?」
・「大丈夫」と枕を取り出すことりちゃん
・「ありがとうパパ、行ってきます。」とパパにキスする真姫ちゃん
・にこちゃん一家
・お守りを渡す亜里沙(渡される絵里ちゃん)
・「テンション上がるにゃー!」(凛ちゃん)
・引っ張られて「ダレカタスケテー」(花陽ちゃん)
・穂乃果ちゃんを盾にする花陽ちゃん
・車内でガラスに写るにこちゃん
・「ナニカ…チガウヨウナ…。」(ことりちゃん)
・泣く海未ちゃん
・「チーズケーキだよ!」(ことりちゃん)
・ババ抜き(ことりちゃん&海未ちゃん)
・ジュース買ってきた→ノートを見る→ノートを返す希ちゃん
・寝てる→不機嫌な絵里ちゃん
・「出発にゃー!」(凛ちゃん)
・スカート凛ちゃん
・英語も喋れちゃう希ちゃん
・ジュースを飲む真姫ちゃん
♪1年生『Hello,星を数えて』
・白米が食べたい花陽ちゃん
・「エクスキューズミー」(穂乃果ちゃん)
・迷子の穂乃果ちゃん
・飛行機にて、寝起きことりちゃん
・怯えるりんぱな
♪3年生『?←HEARTBEAT』
・縛られる穂乃果ちゃん
・「にゃはーん」(凛ちゃん)
・アライズ
・脚の組み直し(多分あんじゅ)
・犬
・「ナンデコッチミルノヨー」(真姫ちゃん)
♪2年生『Future style』
・交渉
・風船×花陽ちゃん
・ママライブ
♪『SUNNY DAY SONG』
♪『僕たちはひとつの光』
となっておりましたm(_ _)m
細かく言えば更にあるんですがね、全て書いていたらキリが無いのでw