シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ…感想!

・2016.04.30 1回目の観賞
・2016.05.07 2回目の観賞
・2016.05.23 3回目の観賞

これまでのMCUシリーズ作品と、予告映像によって
「見る前から面白い事がほぼ確定している映画」というのも珍しいもので。

遂に公開となりました『シビルウォー/キャプテン・アメリカ』!

お馴染みの『キャプテンアメリカ』と『アイアンマン』を中心にアベンジャーズのメンバー…更には
初登場となるヒーロー達が2つの勢力に分かれて争う事になるというとんでもない内容なだけに
公開前から期待が高まっていたのは私だけではない事でしょう。

ヒーローの登場数から『実質アベンジャーズ2.5』とも言われています、
日本では故意にタイトルの『キャプテン・アメリカ』の部分を潜めて宣伝されているように見えますが
コレはやはり『アイアンマンVSキャプテンアメリカ』の図式を主張したいのに、タイトルにキャプテンの
名前だけ付いていたら変じゃないか…という判断なんでしょうか?

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この映画、良い意味8割/悪い意味2割くらいで『繋ぎの映画』という印象を持ちました。
というのは
 ・内容を完全に理解したいならMCUの過去作品の知識は必須
 ・これまで仲間として共に戦ってきたメンバーの仲間割れがストーリーの骨格なので
  暗い、更に一部メンバーは仲直りどころか仲が悪化したまま再会もせず映画は終わる
 ・新たに参戦したヒーロー誕生までの経緯の説明(場面)は大分あっさりしている
  (ただしコレは飽きが来ないテンポとも言える、というか私はそう思いますw)
 ・一部メンバー(アントマン等)は、何故リスクを背負ってまで戦いに参加したのかイマイチ不明
といった『シリーズものの途中の作品ならでは』の、そして
『1つの映画内でやる事が多い』ために生じる弱点が垣間見えたからです。

簡単に言うなら『キッズを喜ばせたいならほぼ間違いなく喜んでくれる内容』という事、
そして『大人が見ればストーリー面は賛否分かれる、アクション面は満場一致で賛ではないか』
という事を推したいです。

…と、ここまで評論家ぶって中立な立場を意識して書いてみましたが
自分の気持ちを正直に言うなら「この映画最高」って事になりますねw

まず毎回ワタシが大事にしている『出だし』、これはもう流石MCUといったトコロで
いきなり新アベンジャーズ(仮)VS犯罪者集団の戦闘シーンから始まります…!
しかもコレが割と長い(もちろん良い意味)
ここで『知らない人でも誰がどういうヒーローなのか分かる』ようになっているかつ
知っている人も『お、新装備か!』と喜べるようになっているんです、これは嬉しい。
しかもアクションの完成度そのものもレベルが高い!
能力ばかりを使った子供騙しのアクションでも、格闘ばかりの大人向けぶったアクションでもない
『両方が非常に良いバランスでまとまり安定したアクション』をしばらく展開してくれます…必見!

この冒頭の戦闘シーンで敵が自爆した際、アベンジャーズが的確に処理できず
市民に犠牲者が出てしまい「彼らを恨む人もいる」事を意識してしまいます…。
これが『危険な我々は政府の管理下に置かれるべきだ』VS『責任転換するつもりはない』という
アイアンマンVSキャプテンの図式を生み、この映画のストーリーの骨格となるわけですが
「この映画はこういう話だよ」と直接言う事はなく、しかしハッキリ観る者にコレが伝わってくるのも
この映画の隠れたナイスセンスかと!
要は『いちいち説明してこなくて見やすい』&『内容がハッキリ伝わってくる』んですね。

メンバー達をシビルウォー(内戦)へと導いてしまったもう1つの要素として
やはり『バッキー(ウィンターソルジャー)』の存在も見逃せませんね!
彼が洗脳され悪事を行なっていたためにメンバー対立を加速させてしまったように思えました。
(厳密には一部濡れ衣だったりしましたが)
いわばキャラクターでありながらストーリーでもあるような存在!
ファーストアベンジャーのバッキーはともかく、ウィンターソルジャーになってからというもの
これまで怖い顔して記憶を無くした凶暴な姿ばかり描かれてきましたからね…。
ファルコンと良いコンビになっていたのは素敵でしたw
『洗脳』という部分に限っては安直すぎるかとも思いましたが
プロセスに手間がかかる様子が丁寧に描かれていたのでアリかなぁと。

この辺でワカンダの王子『ティ・チャラ』がウィンターソルジャーに父を殺され(てないんですが)
ヴィブラニウムでできているコスチュームに身を包み、新ヒーロー『ブラックパンサー』となります!
普通こういうのって出てくるまでかーなーり時間がかかるんですが
ブラックパンサーは即登場、そしてすぐに全力で戦闘シーンスタート…!
素晴らしい、アクションシーンの頻度とソレに到達するまでの圧倒的スピード…!
自動車よりも早く走るバッキー!それを追うブラックパンサー!
更にそれを追うキャプテンアメリカ!このシーンの爽快感は観た者にしか伝わらないでしょう!

この映画で初登場となるもう1人の新人『スパイダーマン』!
何度も実写でやり直されてきましたが、今回はまた新しいスパイダーマンですw
今までのどのスパイダーマンよりも若く、戦闘中のおしゃべりが強調されていました。
そして糸を使って飛び回るシーンのCG感が無くなったんです(;゚Д゚)
これも観てない方には是非映画館でチェックしていただきたいポイントですね。

ここまで見所ばかり…そんな中『メインの見所』が始まります…!
予告でも推されていた空港でのメンバー総動員での戦闘シーン…!!

キャプテンアメリカは冒頭の戦闘シーンからそうでしたが
盾を使ったアクションや、キックの重量感が画面から伝わってくるパワフルなアクション!

アイアンマンは小型化を成功させたリアクターを各関節に取り付けた
新スーツ『マーク46』を身にまとい、機動力を活かしたキレのある動き!

ウィンターソルジャーはその俊敏な動きと
左腕(サイバネティック・アーム)を駆使した独特の戦闘スタイル!

ブラックパンサーは空中で3連続キックを繰り出し
地面に倒れた後もすぐに体制を立て直すような身軽さ!

ファルコンは新装備の小型ドローン『レッドウィング』を用いたり
翼を盾のように使うまた新しい戦法!

ウォーマシンは武器類がアップグレードされている他
初の(?)近接戦闘用武器を使っての攻撃!

アントマンはホークアイとのコンビネーション技を見せた他
まさかの巨大化、ジャイアントマンとなり…正直良いところを全部持っていったりと、
とにかくまぁ文字で伝えるなんて不可能な最高の戦闘シーンを展開してくれるワケですよ!
ジャイアントマンのCGに一切の違和感が無かったのももう流石としか言えません。

この戦闘でもちろん空港は大被害、トニーがそれを咎められるようなシーンもありましたが
「ほとんど壊したのアントマンとヴィジョンだったよね」とツッコミを入れたくなるのもご愛嬌w

ご愛嬌と言えば、先述の『バッキー&サムのナイスコンビ』の他にも
思わず暖かく笑ってしまうようなシーンが所々入っていたんですよね。
『料理をしているヴィジョン』や『トニー・スカンクさん』や…割と映画館で人笑ってましたからねw

話は前後しましたが、空港での戦闘というメインイベントを終えた頃
映画が面白すぎて時間の感覚が無くなっていて「これ次回へつづくENDもありえるぞ?」と
思い始めていました…しかしソコはしっかり『一応ちゃんと片付けて』映画が終わったので
その点もひそかに私の中で評価が高かったりします。
『トニーの両親を殺したのはバッキー』という衝撃の事実が発覚した後の戦闘シーンでは
いつものように飛ぶ事ができなくなったアイアンマンが初めて『少しずつ追ってくる』という
恐怖を与えてきたりしますw



…と、思いつく限りワタシの感想はこんなところです。
あとは何か思い出せと言われれば…フライデーが人間味をおびてきましたねって事でしょうか(完)
by bobusann | 2016-04-30 18:13 | 映画/アニメ 感想 | Comments(0)


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