HGガンダムキマリストルーパー(鉄血のオルフェンズ016)
2016年 03月 13日
今回は『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』の
HG第16弾『ガンダムキマリストルーパー』を素組みレビューさせていただきますm(_ _)m
(加工無し/説明書通りに組み立て/シール使用)
『トルーパー』と聞くとSWの先入観から「量産型かな?」と思ってしまいそうですが
実はトルーパーは『騎兵/騎馬』という意味なんです!
また、このカラーリングで搭乗者がガエリオである事、更に名前が『キマリストルーパー』な事から
「キマリスのマイナーチェンジかな?」と思いがちですが、実際は同じパーツの方が少ないですw
少ないというか内部フレーム以外全て別物ではないでしょうか(・・;)
ガンダムグシオンもそうでしたが、全く異なる見た目になってもソレを別物としない辺り
『かつて72機のガンダムが作られた』という設定は大事にされているんだなぁと思いますね。
乱暴に何機も登場させないのは今後もオルフェンズの
続編やスピンオフが予定されているからととれるかもしれません!
では早速パッケージを見ていきましょう!
『騎馬(トルーパー)』の意味がご理解いただけたのではないでしょうか(;゚Д゚)
そう、ガンダムキマリストルーパーは4つ足のような形態に変形するのです…!
場所が雪原なのも『地球圏内で立ちはだかる敵』なのを暗示していてカッコいいです!
オルフェンズHG恒例の顔は、通常のキマリスに続き『ガエリオ・ボードウィン』です!
最初の頃は『お坊っちゃん感』を醸し出していた彼ですが
アインと出会ってからは凄まじく熱い面を見せるようになりましたね。
大好きなキャラクターなので生き残ってほしいところですが、本編の雰囲気的にそろそろ…?
ランナーはこんな感じです。
組み立ての印象は『通常のキマリスより圧倒的に組み立てやすい』です!
通常のキマリスは『パーツが細かい』/『独特の構造が多い』/『小さいシールが多い』と
組みにくい要素が三拍子揃ってましたからね、今回はかなり普通に組む事ができましたw
「下半身が変形する構造上むしろ難しいんじゃないの?」と思っていましたが
意外と変形構造に必要なパーツはどれも大きくて数が少なかったんですよね。
通常のキマリスとキマリストルーパーは、まず顔が異なるというですね(;゚Д゚)
全体的に曲線が多いデザインだったのが一変して
エッジの効いたデザインになっているのも注目です。
元は腕を隠す程に大きかった肩アーマーが撤去され
非常に小さい肩アーマーが新たに取り付けられている他、
逆に下半身に巨大なリアアーマーが追加された事により上下のバランスも逆転しています。
…まぁつまり色以外ほんとうに別物という事ですw
各種武器を見てみましょう。
まずは『デストロイヤー・ランス』。
元々非常に大きな槍『グングニール』を装備していましたが
キマリストルーパーは新たに『デストロイヤー・ランス』を主兵装としています。
そのサイズが…。
グングニールより大きい(;゚Д゚)
トルーパーの機動力を活かした突進が最大の攻撃なのはもちろん
機銃、姿勢制御用のスラスターまで内蔵された遠近両用な武器です!
これだけ大きい武器を装備するための工夫が随所になされていて
まずデストロイヤー・ランス用の専用持ち手が付属しています!
手首の角度、指の表情がソレ用に作られているだけじゃなく
武器に付いている凸と専用持ち手の凹を合わせる事でしっかり固定できます。
更に、サイドスカートを変形…!
サブアームを展開し、武器の保持に役立てる事が可能です!
これ『長期戦に備えた決戦仕様』という設定なんですよね…フラグたっとりますなぁ(ノ∀`)
次に『キマリスシールド』と『キマリスサーベル』。
見ての通り、盾と剣です。
シールドはグリップをキマリスに持たせつつ腕の凹にシールドの凸を合わせて固定可能、
サーベルは手に持たせられる他シールドに格納できます。
また、シールドは『サブアームで扱える』という設定があるようです。
ではトルーパー形態への変形を見ていきましょう!
バックパックのスラスターを下向きから横向きに変形させます。
(一度取り外して向きを変える)
次にリアアーマーの変形。
アーマーを持ち上げ、鉤爪状のパーツを展開します。
最後に足の変形。
爪先を下に倒し、太股(足全体)を前に上げつつ、ヒザは折って後ろに向けます。
次にヒザアーマー(白)を上に動かし、ヒザを軸にスネまで繋がっている部位(紫)を開きます。
最後に、展開した部位(紫)に収納されていたバーニアを展開すれば
ガンダムキマリストルーパー『トルーパー形態』の完成です!
無重力空間で驚異的なスピードと機動力を見せつけたキマリスが
地上でも重力の影響を最小限に抑えるために浮遊している形態となります。
また、浮遊状態は重力の影響を受けない機動力の実現のみならず
敵からの攻撃による衝撃を最小限に抑える防御面での優位性も実現しています。