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ゴジラFINAL WARS

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今回はゴジラFINAL WARS(ファイナルウォーズ)!
現状ではこの作品が本当に最後となり約10年新作は無い状況です。
で、実はこの映画はオーディオコメンタリーの会話もほぼ全て覚えるほど好きでしてねwww
今回は感想というよりも紹介になるかもしれませんm(_ _)m

さて、嬉しい事にこの映画は始まった瞬間にゴジラがいますw
北村監督曰く
 「ストーリーの都合上ゴジラの登場が後の方になってしまう」
 「ゴジラを見に来たらまずゴジラが見たいだろう」
というお気遣いです。
もう映画のラストじゃないかという轟天号とゴジラの壮絶な戦いが繰り広げられます。
そして偶然(地震)ではありますが人間がゴジラに勝利するトコロから始まるんです!

ここで世界観が説明されます。
ザックリ箇条書きにすると
 ・人間の中にミュータントという身体能力の高い人種を発見
 ・人類同士が争う時代を終え、怪獣と戦う時代に突入
 ・ミュータント部隊=M機関
という感じです。

で、十分濃い内容の後ようやくオープニングですwww
ゴジラの50年分のケンカを2分で見せられる圧倒のオープニングは必見!

そろそろ静まるかな…と思ったらまだ戦うんです(;゚Д゚)
新しくなった轟天号VSマンダ!
ここでゴードン大佐が大胆な戦い方をする人物である事がわかります。
(絡みついているマンダを解くために海底火山につっこんだり)
結果轟天号は勝利するんですがゴードン大佐は司令官に怒られてですね(゜д゜)

さて、まだ戦いますwwwww
今度はミュータントである尾崎と三浦の戦い(訓練)
後に怪獣と戦うだけあって凶暴な戦いが繰り広げられます!
余談ですが監督はこの2人の訓練を「そこまで!(銃撃)」で終わらせようとしたそうですが
周りの人全員に反対されて「じゃ止めた。」と普通にしたそうですwww
銃を撃ってようやく2人が我にかえるというのも面白いと思うんですがねw

ストーリーはこの辺から動きます。
尾崎に学者の警護の任務が与えられ、その学者が音無みゆき(ヒロイン)なワケです。
この時点では互いにけなしあっている2人ですが…って感じですねw
そして学者さんが来たのは、発見された怪獣のミイラ(ガイガン)を調査するため。
プロデューサーは「ここから始めよう」と言ったそうですが監督が無視したそうでwww
ここで今後重要になってくる『M塩基』という単語が。 覚えておきましょう。
ガイガンについて色々やっていると「その怪獣はガイガンです」と小美人が登場!
「モスラは味方です」という事を伝えると謎のアイテムを授与してくれます。

一方、世界各地に怪獣が出現!
怪獣の勇姿は文字では伝えきれないので是非映像で!
ここでも余談ですがジラに殺されたっぽい兄弟は実は死んでないんですw
食べられる寸前でX星人のUFOに回収されて助かるというシーンが存在したそうで。
…と、あまり触れてはいけない(?)「死ねクソガメ!」の少年。
監督はオーディオコメンタリー内で
「今度向こう(ガメラ)の新作でやりかえしてくれると面白いな」とコメント、
その後公開されたガメラ(小さき勇者たち)には若干ゴジラっぽいジーダスが登場w

ここでミニラが登場します(以上)

いよいよ斬新な戦い、エビラVSミュータントが繰り広げられます!
サイズの差で言えばハンターとシェンガオレンの戦いみたいなものですからね。
ここのアクション、爆破等は日本映画のレベルの高さとして誇れる物だと思います。
ちなみに教官は「あのバケモノ(エビラ)をフライにしてこい!」と命令、
しかしメーサーではどう頑張ってもエビラはフライにはならないんだそうな(´・ω・)

エビラにトドメをさそうとしたタイミングでエビラが消滅
同時に世界各地の怪獣が消滅し、基地の真上にX星人のUFOが出現!
プロットの段階では『X星人の逆襲』というタイトルだったという噂もwww
さて、この時点ではX星人は友好的な態度です。
…怪獣で都市破壊しまくってたけどね。
ここで宇宙連合が誕生します…が、実はすでに人間側の重役もX星人の変装です(;゚Д゚)
人類はまんまと騙されてしまい、X星人大人気の時代が到来。
そんなシーンの1つにラジオのシーンがあり、バックで曲がかかっています。
この曲は北村監督が二十歳の時にバンドで作った『俺はろくでなし』という曲を
リレコーディングして流しているんだそうでwwwww こういう要素が面白いです。

とかやっていると主要キャラ達は「まばたきをしない」特徴から
X星人が人間(代表のほとんど)に化けている事に気がつきます!
この緊急事態の中、一人だけX星人に絶対すりかわっていない人物がいます…
冒頭の大胆な戦い方が原因で罰を与えられ閉じ込められていたゴードン大佐ですw
力強い味方を加え、いざX星人の化けの皮はがし。
するとX星人の1人(北村一輝)が本性を現し従来のリーダーを殺害!
それまでのやりかたから一変、怪獣を世界中に出現させる暴挙に出ました。
更にミュータントをも操りどんどん人間側になすすべがなくなっていきます…。
※書き忘れましたがX星人の目的が人間を家畜にし、ミトコンドリアを摂取する事です。

正直この状況は普通に考えて奪回できません…が、流石大胆なゴードン大佐!
冒頭で倒したゴジラを蘇らせ戦わせるという作戦を決行!!
 ・ゴジラが負ければ人間は他の怪獣にやられる
 ・ゴジラが勝てば人間はゴジラにやられる
という勝ちの無い戦い、戦わず負けるか戦って負けるかの違いの戦い…
これこそがオペレーション『ファイナルウォーズ』!

1つ1つ書いていると莫大な文章になってしまうので
申し訳ありませんが戦いは箇条書きにしますm(_ _)m
 ・ゴジラVSジラ→「マグロ食ってるようなのはダメだな」
 ・ゴジラVSクモンガ→クモンガ投げ飛ばされる
 ・ゴジラVSカマキラス→カマキラス鉄柱に突き刺さり死亡
 ・ゴジラVSラドン&キングシーサー&アンギラス→惨敗
 ・ゴジラVSヘドラ&エビラ→瞬殺
ここで人間側はX星人のUFOに突っ込みます!
が、乗組員の大半が殺され残りも拉致されるという危機的状況に。


ここ重要!
X星人(北村一輝)がカイザーという存在だったワケです。
そもそも人間×X星人=ミュータントだったことが判明するんですが
ミュータントの中には数万分の1の確率で全てを支配する力を持つカイザーがいるんです!
なんと…! 尾崎もカイザーなんです
(ミュータントが操られた時に無事だったのはカイザーだったため)

ここで隕石…モンスターXが襲来!
ガレキの山と化した元東京で最後の戦いが始まります!
ここの戦いは従来の怪獣特撮には無かった素早くトリッキーな戦いになっています。
しばらくするとモスラが登場、それに対しガイガンが登場します。
なので状況は
 ・ゴジラVSモンスターX
 ・モスラVSガイガン
という感じです。
一方人間側は尾崎が操られ大ピンチ!
が、小美人から貰ったアイテムで助かります。

怪獣側はモスラがガイガンを撃破、ゴジラも優勢!
…しかしここでモンスターXがカイザーギドラに進化、再びゴジラがピンチです。
人間側は色々と片付け轟天号に帰還、ゴジラを見守ります…が本当にピンチ。
ここで轟天号の謎の機能が発動し、尾崎がゴジラにパワーを送ります。
で、勝利!
勝利したゴジラは当然轟天号に攻撃、機能停止に追い込みます。
人間にトドメをさそうとするゴジラと、戦おうとする人間…人間に勝ち目が無い絵面ですがw
そこにミニラと少年が登場!
人間とゴジラの間に入り戦いを止めるとゴジラとミニラは去っていきました。

そしてエンディング。
本編でカットされたシーンが入っているエンディングは必見です!



あまり自分の感想を含まない内容になってしまった気がするので最後に。
【良かったと思う点】
・ダラダラしない展開なので見ていて爽快です。
 怪獣の登場が遅い、少ないという事はまず無く
 グロテスクといった事も無いので小さいお子様から楽しめると思います!
・登場人物や衣装が個性的なのでややこしくなくて良いです。
・ほどよくコミカルなので「楽しい!」という映画です。

【残念だと思う点】
・大量の怪獣が登場する都合上それぞれの戦いが割と瞬殺です。
・最後の轟天号の謎の機能なんだろう?
Commented by 深澄ひかり at 2013-08-05 13:26 x
怪獣大戦争と怪獣総進撃を混ぜて現代アレンジした感じで娯楽映画としては充分面白いですよね。ゴジラと直接は関係していないゴラスや轟天号も出るし、冒頭で過去の東宝怪獣たちの映像までもが出てくるので東宝怪獣映画の総決算としてはなかなか良い作品だと思います。
Commented by bobusann at 2013-08-05 19:58
他にも宝田さんの「昔は百発百中の男と呼ばれていた」という台詞も過去の映画ネタだそうでw
普通に見ても、色々知った上で見ても面白い映画ですね!
by bobusann | 2013-08-01 19:31 | 映画/アニメ 感想 | Comments(2)

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